涼しげなまなざしで見つめる先にあるのは、採用したメンバーの活躍と成長。

急成長ベンチャーにありがちな、未整備のバックオフィスをゼロベースから立ち上げるミッションに惹かれてトレンダーズに入社しました。人事としてのキャリアをスタートさせたのは2008年から。当時、右も左もわからない状態のなか手さぐりで採用した新人たちも、いまでは会社の中核として活躍。当社の平均年齢が28歳ですから、ほとんどのメンバーが中核メンバーへと成長してくれています。なかなか感慨深いというか、仕事の手応えを感じずにはいられません。

人事をはじめた頃のことはいまでもはっきり覚えていますよ。トレンダーズ自体も新卒二期目が入社する直前であり、成功事例やノウハウがない状態での採用活動。どんな人が活躍するのかもわからないわけです。もう頼れるのは勘だけ、といった感じでした。

思い出深いエピソードもあります。ちょっと破天荒なタイプの男子学生を「いいな」と思い、無理を承知で上にあげたらなんと、通ったんです。その彼が入社後、予定通り破天荒ぶりを発揮してくれて（笑）。現場からは「あいつ採用したの誰だ！」なんて言われてしまい…。でも後に努力を重ねることで大活躍する人材へと成長してくれたんです。彼の良さをきちんと見ることができてたんだ、と大きな自信につながりましたね。彼ですか？いまはトレンダーズを卒業して起業しました。業績も順調に伸ばしているそうです。

一緒に働きたい人は、ピュアで素直な人。そして大きな夢があり、その夢を叶える努力をいとわないタイプですね。最近多いのが「世の中のためになりたい」という夢なんですが、ただそれだけじゃ事業にならないし、たとえなったとしてもスケールしない。表面上の言葉だけじゃなくて、夢を叶えるための実力を地道につけていく努力。これがないと成功できないと思います。

主に新卒を担当しているのですが、だいたい年間1000人ぐらいは面談していますね。でも私は人を評価するとか判断しているとは思ってなくて、あくまでマッチングだと捉えています。トレンダーズの良さをお伝えして、ピッタリくる人をつないでいるだけです。お見合いの仲介人みたいなものですよ。

面接では会話を重視します。自分の言葉で話せるか、フィーリングが合うかを見ています。あとは自分が会社で何をしたいと思っているのか。能動的な部分を持っているかどうか。それもやはり会話でのやりとりからつかむようにしています。トレンダーズで何したい？って投げかけて、返ってくる答え。それが当社の方向性と合致するかどうかが重要なポイントだと思います。

自信満々で入社してきた新卒も、一年目はボコボコ凹んじゃうわけですよ。そこで努力し続けることができる人もいればなかなか苦戦する人もいて。やっぱり人事としては上手くサポートしていかなきゃって思いますね。マネジメントは現場主導ですが、それとは別に月一で新人ミーティングを開いたり、調子悪そうな子はランチ誘ってみたり。入社者のフォローがいちばん気を遣うところです。

休日はいまハマっているピラティスを。ジムは週一でしか通えていませんが、マンツーマンでマシンを使ったりして本格的にやっています。ピラティスさえあればココロもカラダもリフレッシュできるんですよね。あとは子供とゆったり過ごすこと。ゆったりなんて言っちゃいましたが、仮面ライダーが好きなやんちゃ盛りの息子。いつも戦っています（笑）。でもかけがえのない時間です。

日々のストレスは、毎晩の晩酌で解消です。旦那も私もお酒が好きなので、毎晩飲んでいます。ワインでもビールでもなんでも飲みますよ。一日の疲れはお酒で、一週間の疲労はピラティスと家族で。これが私のリフレッシュ法ですね。