大塚 葵Aoi Otsuka
株式会社ノースサンド
人が好きな人は、周りに好かれる。働く仲間も、採用する学生も、魅了する方法とは。
きっかけは、周りの早期退職
以前は美容業界で営業をしていました。その会社では、“入社前にイメージしていた雰囲気と違う”という理由で、早期退職する人がけっこういたんですね。私はいつも「最初から会社のカラーに合った人を採用すればいいのに」とモヤモヤしていました。そのうちに人を採用する仕事に興味を持ち始め、転職活動をする際には、人事を募集している会社を探そうと決めたんです。
ノースサンドに決めた理由は、働くイメージがいちばん湧いたから。今まで私が受けてきた面接では、「うちの会社は◯◯が強みだよ」という良い部分しか話さない人が多かった。それに対してノースサンドでは、大変な部分まで全て話してくれたんです。正直に教えてくれたからこそ、自分がどんな感じで働いているかを想像できて、ここにしようと決意しました。
入社後は、早速新卒採用業務を担当。ノースサンドは2015年に設立したばかりの若い会社ですが、今年度から初めて本格的な新卒採用に踏み切ります。会社にとっても、私にとっても、非常にチャレンジングな1年。ゼロからのスタートで責任重大でもありますが、会社を大きくできる絶好のタイミングでもあるので、とてもワクワクしています。
記憶力に長けたら、会話も弾む
私は小さい頃から人が好きでした。そのおかげで人と話した内容を覚えたり、相手の魅力を見つけたりするのが得意なんです。前職でも毎月新規顧客150人、既存顧客100人ほどを日々相手にしていた経験もあって、さらにこの特技が鍛えられました。
ノースサンドに入って人事を手がけてみると、ますますこの特技が活かせるなと身に染みて思うんですよね。新卒採用の会社説明会では多くの学生さんとの接点が生まれますし、面接では一人ひとりの学生に色んな質問を投げかけます。その後、一度お話した学生さんと再会できた時、「あの人は前回こんな内容を言っていたな」とか「この人は◯◯の経験がある人だ」とその都度鮮明に思い出せる。前回言っていた内容を踏まえて話せれば、自然と密度の濃い会話ができます。それに、私がちゃんと一人ひとりの学生を把握できていれば、きっと相手も好感を持ってくれる。そうすれば、お互いを理解しあうスピードが早まって、ノースサンドという会社をより知っていただけると思うんですよね。人事の仕事は、短時間で相手にどれだけ好印象を与えるかも重要なので、この特技はこれからも重宝していきたいですね。
社員みんなの繋がりを大切に
私たちは毎月1回、社員の知り合いなら誰を呼んでもいい“ノースサンドパーティー”を開催。会社のオープンスペースを使って、お酒を飲みながら親睦を深めています。クライアントや社員の友達・家族、昔の同僚などいろんな方が集まってくれて。中には、中途入社予定の方が来てくれることもあるんです。
私はここで、なるべく参加してくれた方々が多くの人たちと会話できるように意識しています。もちろん意気投合して、ずっと同じ人と喋ってもいいんですが…、特に中途入社予定の方にとって、周りには知らない人ばかりで、ちょっと萎縮すると思うんです。そこで「どんな社員と話してみたいですか?」とか「あの先輩社員ときっと話が合いますよ」となるべく色んな人と会話できるようにアテンドしています。多くの社員と会話ができたことで「これから一緒に働く人たちの生の声が聞けてよかった」と声をいただけました。ノースサンドは、入社した後も、する前からも多くの社員とコミュニケーションできる機会があります。横のつながりが薄いといわれるコンサル業界においては、かなりめずらしいタイプの会社だと思います。
圧倒的成長で、1年後には別人に
ノースサンドは今後もっともっと大きくなっていきます。私は新卒採用の担当として、チームの採用目標を大きく超えるような成果を出したいと思っているんです。まだ、周りに助けてもらっている状態なんですけど、いずれは採用チームを引っ張っていけるような存在になりたいと思っています。
幸い私のこうしたいという提案に対して、上司がすぐに協力してくれます。例えば、些細なことでいうと私は「せっかくオフィスが綺麗なんだから、いい香りのするフレグランスを置きたいです」と伝えました。すると上司が「いいね!置いてみよう!オススメの匂いはある?」とすぐに返事をしてくれる。ノースサンドパーティーでも、どういう動線だと会話が自然と生まれるのか、どういう料理やお酒を準備しておくと満足度が高くなるのかなど。まだ入社して1年目の私でもばんばん意見を出せるんですよ。そういう瞬間に自分が必要とされていると実感できますし、同時にもっと周りから喜んでもらいたいという気持ちが強くなります。1年後には、人事部を一任してもえるような別人になっていたいですね。
お気に入りの仕事道具
My favorite work tool
『名刺入れとペン』
今まで仕事で使う機会がなくって、名刺入れを持っていなかったんです。ノースサンドに入る前にちゃんとしたものを買おうと思って、自分で選びました。ペンは、前の会社にいた頃に部下が誕生日にプレゼントしてくれたものです。今でも面接や説明会などで大切に使っています。
企業紹介Bijinji Office
プロフィールProfile
大塚 葵
人事部/持ち前の人懐っこい性格で、社内の仲間も、学生も魅了する美人事。目の前の人が喜んでくれるためには何が必要なのかを常に考えて、すぐに行動に移すタイプなので、多くの人が味方したくなる非常に稀有な存在だ。最近はキレイなスタイルをキープするため、ジムに通って汗をかくことも忘れない。