入社半年で選考官も、広報も、教育も担う。仕事の範囲を広げるヒントは、自分の視点を持つこと。

人事になって、次の日から説明会に

人事になって、次の日から説明会に

私は前の会社で、広告媒体の営業をしていました。仕事柄、社長や役員など会社のトップとお話する機会が多くあって。経営の話になった時、会社をつくっていく上で、いかに人が大切なのかを色んな方から教わりました。この影響もあって、人材に関わる仕事に興味を持ち始めるようになったんです。ある紹介会社からオススメされたのがYRK andの人事で。経験はないけれど思い切って挑戦しようと思ったんです。

YRK andは、採用広報チームの新卒採用担当を募集するのは初めてでした。面接で話を聞いてみると「やりたい」という意見に対して、なんでも挑戦していいと言ってくれる会社で。ここなら自由に働けると思い、入社しました。
なんと、入って次の日にもう新卒採用の説明会に行くことになったんですよ(笑)。最初は上司が現場で話している姿を必死で観察。そして、家に帰ってからも録音した音声を何度も聴いたことで、徐々に学生の前で話せるように。そうやって説明会に限らず、インターンシップや選考の現場を見て覚えたことで、徐々に任される業務が増えていきました。

目立つ人が評価されるわけではない

目立つ人が評価されるわけではない

YRK andの一次選考はグループワークです。私は2~3名の先輩方と一緒に選考官を担いました。当たり前のことですが、先輩は私よりも会社のことを熟知しています。だからこそ、会社に合う人を探すのは、先輩にお任せしようと。かといって、同じような人を採用しても会社にとって刺激にならない。そこで私は自分の視点で学生をみるようにしました。

グループワークでは、やっぱり口数が多い子やリーダーシップをとる子がどうしても評価されがち。でも、そうじゃなくても必ずいい子はいる。例えば、周りへ発言を促す子や話が違う方向にいった時に戻す子など。特別目立ちはしないけれど、確実に貢献している子に視点を置くようにしたんです。
最後に選考官のみんなで、どの子が良かったのかを話し合う機会があります。よく話題に出る子がいる中で、「あの子は、困った人を助けるような発言をしていました」と伝えると「そういうさりげない部分に注目してくれたんだ」と先輩たちが納得。私の視点を尊重してくれ、自分がオススメした子を次の選考に通してくれるようになりました。

誰よりも会社を知っている存在

誰よりも会社を知っている存在

学生から仕事内容や会社の風土、社員の人柄など色んな角度から質問されます。そういう時に人事は会社のことを誰よりも知っておかないといけないなって日々痛感するんですよね。私は会社を知るために営業に同行。案件によっては、プランナーやデザイナーの人たちと一緒にお客様と打ち合わせを行なうこともあったので、仕事の流れ、それぞれの役割、クライアントの特徴などを理解できました。

また、関わる人を増やしていこうという目的もあって、社内報を取りまとめるリーダーを担当。毎号テーマを決めて、社内の人たちにインタビューを行なっています。社員が会社に対して考えていることについて質問する真面目なパートや趣味・プライベートについて聞くパートなどもあって。今まで話す機会のなかった人たちと接点を持てるようになり、それぞれの人柄を知ることができました。こういった活動を続けて、会社のことを誰よりも知っている存在になり、学生からどんな質問をされても答えられるようになりたいです。

主体性が発揮される研修

主体性が発揮される研修

18新卒の内定者フォローも行なっています。今、次年度の採用に関する課題を与えています。私は主に全体の指揮をとって次回何をすべきかを伝えているだけで。課題の中身は、内定者の子たちでディスカッションして決定しています。みんな、どんな方法がいちばん伝わるのかを真剣に考えてくれていて。集まる日以外にもLINEWORKSでもやり取りしているんですけど、たくさんアイディアを出してくれるんですよ。私は一人ひとりの主体性が発揮されるように後ろから支えていきたいですね。

そして今後は、入社前後の研修に深く関わろうと思っています。YRK andは、毎年新卒のための合宿を開催。入社したての頃、この合宿現場を見学しました。終わった後は、反省点を洗い出し、次回に活かせるように改善案を出し合ったんです。次は、私が合宿のカリキュラムを考える予定です。新入社員の子たちが自分で考えて、学んでいけるような合宿にしていこうと思っています。内定者フォローも合宿も採用した子が自主的に行動できるように促して、すぐに活躍できるように研修にしていきたいですね。

愛用品
My favorite item

『スマートフォン』
円滑に学生とコミュニケーションできるように、日々スマートフォンを使ってやりとりしています。今はLINEWORKSでは、社員と内定者・内定者同士で連絡をとれるようにしていて。LINE@では、個別のメッセージのやりとりや採用広報をしています。課題に取り組んでもらう時も、学生の悩みを聞く時も、スマートフォンをよく使っているので、私にとって必需品ですね。

愛用品

企業紹介Bijinji Office

株式会社YRK and

株式会社YRK and [ 企業サイト:URL ] [ 採用サイト:URL ]

事業内容

ブランドコンサルティング事業、マーケティングコンサルティング事業、プロモーションプランニング事業、ITサービス事業、メディアコミュニケーション事業

所在地

◆株式会社YRK and 大阪/大阪府大阪市中央区瓦町2-6-6
◆株式会社YRK and 東京/東京都中央区銀座5-12-5 白鶴ビルディング 2階・3階

プロフィールProfile

沢田 萌

沢田 萌

HR部 採用広報チーム/入社半年で、会社説明会の進行管理・一次選考の選考官・広報など任されていて、業務は多岐にわたる。彼女が急速に成長を遂げ、信頼された証。プライベートでは、フィールサイクルや映画鑑賞、美術館巡りをしている。

Lineup of BiJinji美人事ラインナップ

気づかいのベクトルを応募者だけでなく社内の仲間にも向ける、という発想。

気づかいのベクトルを応募者だけでなく社内の仲間にも向ける、という発想。

自分ならどう思うか、からはじまる採用活動はスタートアップに欠かせない。

自分ならどう思うか、からはじまる採用活動はスタートアップに欠かせない。

苦手な対面コミュニケーションを克服し、いまではすっかり学生の心をつかむ達人に。

苦手な対面コミュニケーションを克服し、いまではすっかり学生の心をつかむ達人に。

数字にこだわる“リケジョ”人事が、アフターコロナに仕掛ける採用クオリティの向上とは。

数字にこだわる“リケジョ”人事が、アフターコロナに仕掛ける採用クオリティの向上とは。

業界に捉われないビジネスプロデューサー集団。仕事を通じて自己実現を目指すポジティブな連鎖。

業界に捉われないビジネスプロデューサー集団。仕事を通じて自己実現を目指すポジティブな連鎖。

好奇心をエンジンに。負けず嫌いを燃料に。ストイックな駆け出し人事が目指す組織のカタチ。

好奇心をエンジンに。負けず嫌いを燃料に。ストイックな駆け出し人事が目指す組織のカタチ。

“営業のエース”から採用の現場にキャリアシフトした“新米人事”のチャレンジングな日々。

“営業のエース”から採用の現場にキャリアシフトした“新米人事”のチャレンジングな日々。

DYMのビジョンにつながる夢や希望をシェアできれば、きっとDYMの仲間になれる。

DYMのビジョンにつながる夢や希望をシェアできれば、きっとDYMの仲間になれる。